2011年3月9日水曜日

29.日本の詩人の系譜・島崎藤村:“初恋・恋心”

29.日本の詩人の系譜・島崎藤村:“初恋・恋心”

いよいよ、この三部作の最後の作品です。つけた曲は、タンゴです。女性の成熟は、早いのです。男の子がぼやぼやしている間に、女性は妻になり、母親になる準備段階に着実に成長を遂げているのです。ここでの彼女は、女性として成熟し、初恋のときの自分を突き放し、第三者として自分の恋を見つめ
直していますね。自嘲気味に突き放しつつ、恋に焦がれる、
女の性(さが)なのかもしれませんね~
それだけの準備をして、恋をする女性、その相手する男性は、
もっとしっかりする必要が有りそうですね!
         2011/03/09  Prof. Kubo

28. 日本の詩人の系譜・島崎藤村:“初恋・瞑想曲”

28. 日本の詩人の系譜・島崎藤村:“初恋・瞑想曲”

作品番号28.“初恋”には瞑想曲:Meditationを付けました。本来藤村の詩は、恋をした男の子が、相手の少女について詠っているのですが、私はこの少女の心の成長を見つめました。初めて恋を知った少女は、その喜びを、林檎の実にも、遠くに見える山にもおおらかに詠ったでしょう。恋を知った少女の成長は早いのです。そっと自分の心の中を見つめたでしょう。瞑想曲は、そういう少女の内面を見つめる心の成長に付けた曲です。改めてこの作品を聴いてみて下さい。前の作品との違いが分かるでしょう。それはこの少女から乙女への成長の変化なのです。
2011/03/09  Prof. Kubo

27. 日本の詩人の系譜:島崎藤村:“初恋・りんご追分”

27. 日本の詩人の系譜:島崎藤村:“初恋・りんご追分”
今回は、島崎藤村の“初恋”を映像化しました。少し新しい試みをしました。27,28,29は同じ“初恋”です。映像、ナレーションは、同じです。異なるのは、音楽です。本作品27には、りんご追分を付けました。初めて恋を知った、少女の胸のときめき、おおらかな喜びを、りんご追分に託しました。万葉の人々のおおらかな恋を
表現したかったのです。では聴いてください。
2011/03/09  Prof. kubo

2011年3月2日水曜日

26.日本の詩人の系譜:万葉集・山上憶良: “貧窮問答歌”

26.日本の詩人の系譜:万葉集・山上憶良: “貧窮問答歌”

この作品は、既に本ブログ上に発表した作品を映像化したものです。映像化することで、知識・教養、世代の差、できれば言語・国境・民族の壁を越えることを、目標にしています。
                    2011/03/02    Prof. Kubo