インターネット大学開設にあたって
皆さんこんにちは!私たちは、2011年10月“インターネット大学”を創設し、
2011年12月5日から受講生の受入れを開始します。本大学の基本理念と特徴そして
受講生になるとどのようなメリットがあるのかを、皆さんにお話しましょう。
1.本大学はインターネット上にのみ存在する大学で、学校教育法に基づく大学では
ありません。インターネットWeb Siteにおいて、社会教育・科学教育を目的とする
社会貢献を目的とする任意団体が主催する研究・教育機関なのです。
2.“日本物理学会”において、若い世代の理科離れ、基礎学問である物理学に若い世代
が興味をもたない事に、長年真剣な議論がされて来ました。
2.本大学の母体である、“久保・物理学・哲学研究所”及び“日本画像通信学会”に
おいて、この問題に取組み、Web Site上に講座を開設し、通常の学校の授業、
大学での講義の方式でなく、映像(動画)による科学教育の研究に取組んで来ました。
4.本大学の受講生は、地球市民を対象とし、年齢、学歴、国籍は問いません。ただし
使用言語は、日本語を主とし、英語を従とします。
5.本大学、受講生は一切の費用負担はありません。必要なのは本大学・公式サイトに
おいて受講者登録をすることだけです。これは必須条件です。登録することにより
権利は得られますが、義務等は一切ありません。
6.本大学の教育・研究活動の目標は、
①基礎科学、物理学・天文学に対する社会教育
②国連ミレニアム・ディベロップメント・ゴールズ:MDGs の目標に準拠し
G1: 極度の(貧困と)飢餓の撲滅, 飢餓の撲滅に科学者として参加します
貧困の撲滅は、政治家の担当分野だと考えます。
このため、国連食料計画:WFPの活動に協力したいと考えています。
G7: 持続可能な地球環境の保全
科学的視点から、太陽系宇宙唯一の生命の惑星である、地球環境の変化を
研究し、次の世代の地球市民へ我々の母星・地球を受け渡していく義務が、
我々の世代にあると考えています。このための自然科学の研究と
若い研究者・活動家の養成も目標の一つだと考えています。
7.本大学の特徴を一言でいうならば、Wikipedia型の大学です。Wikipediaの事業は
だれでも無料で読むことが出来、書き込むことが出来る、利用することがでりる、
地球市民全体に開かれた素晴らしい、知的な事業だと評価しています
8.Wikipedia型の大学とは、具体的に説明すると、
①受講生は自分の選択した講座を受講し、大学が設けたフォーラムにおいて、教授と
の質疑応答、受講生同士での議論に参加できます。
②受講生の中には、社会人として自分の分野で充分な経験をつみ、社会的に貢献して
いる方もいると思います。それらの方は本大学の枠組みの中で、自分の講座を持つ
ことができます。ただし、Wikipediaのような百科事典ではありませんので、本学
開講にあたって大学当局が用意した以下の4つの領域の中です講座を開設すること
ができます。
9.本大学の講座の分野
① 物理学・天文学領域
② 地球課題・地球環境領域
③ 哲学・宗教領域
④ 人類の文化の源流を求める領域
講座領域を広げることは好みません。これら領域の研究・講座の充実・質的進化を求
めます。この4領域だけで、充分総合大学・University の資格があると考えています。
10.本学開講当初は、専任の教授は一人ですが、外部の研究・教育機関の方々に協力を
求め、講座のための原稿の投稿をお願いしたいと考えています。それは新たに書く
のではなく、既に発表した研究論文・著作からこの部分が社会教育として役立つと
思う文章をA4、2~4ページの範囲で、電子的に投稿することを要望します。
投稿された原稿は、本学事務局で映像化し、出来た作品を投稿者・著作権者に見ても
らいOKされたものは、投稿者の名を冠した講座として公開します。
11.本大学事務局に参加する、ボランティアを求めます。希望している仕事は、
① 映像化作業者:動画編集ソフトを使い、投稿された原稿から台本を作り、
15分程度のMPEG4規格のビデオ作品に仕上げることです。
その場合投稿原稿・著作権者の名と共に、ビデオ編集者の名を付け公開します。
② ネイティブの英語・米語でナレーション録音する方を求めます。
現在公開しているビデオ講座は、日本語ですが近い将来English Versionも開設
を予定しています。世界に開かれた大学に成長していくために、必要なことです。
③ 報酬はお支払いできません。本大学は一切金銭的収入はありません。
ボランティアとして知的事業への参加できる方を望んでいます。
④ 全ての作業おいて、インターネットを利用して各々の作業をコラボレーション
します。必要なときは、Skypeを利用した、TV会議を開催します。
公式サイト、メール、圧縮ソフト、FTPを利用し、本大学の活動に参加する
ボランティアの方々と共有の時間表のもとに、本大学の運営に参加してください。
12.本大学は、2011年度開催される東京国際科学フェスティバル及び東京科学映像祭
更に、東京サイエンス・ネットワークヘの参加を、検討しています。
2011年10月27日
インターネット大学運営機構
理事長・教 授:久 保 徳
0 件のコメント:
コメントを投稿