31.“仏教伝来の旅路” 全5章・5月7日(土)から(映像)を
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内容は次のとおりです
2011/05/05
仏教伝来の旅路
第1章:原始仏教の成立(インド)
1)出家ー修行:禅定、苦行
2)成道後の思惟観察:仏教の人生観・世界観としての縁起説とは?
1)解脱の喜び、反省・思惟
2)教理的組織づくり
3)悟りを世の人々に伝え方の方法
3)教化の旅・布教の旅
釈尊は、弟子たちに「私も、そなたちも世も束縛を脱して悟りを得た。そなたたちは、世の人々の平和のため、幸福のため地方を遊歴し、人々に優れた教えを説き、清く正しい実践法を示すがよい。人々は迷い・煩悩に苦しむものも多いであろう。彼らは輪廻の苦を招いているが、そなたたちの教えを聴けば煩悩の束縛を脱することが出来るであろう。必ず独りづつ歩き、なるべく多くの人々を指導・教化せよ」仏教は最初から、伝道宗教となった。
4)入滅:最後の言葉
第2章:大乗仏教の成立(インド ー ガンダーラ)
1)教団の分裂:小乗仏教ー大乗仏教運動:理論的指導者・龍樹
なぜ分裂したのか?
大乗仏教の目指すものは?
大衆に支持を受けた理由は?
2)インド・アショカ王の支援理由は?
3)ガンダーラ・クサーナ朝カニシカ王の支援理由は?
4)ガンダーラの仏教美術・遺跡
第3章:西域諸国から中国長安・仏教の伝教
1)西域クチャ・トルファン・敦煌における仏教美術・石窟寺院
2)西域僧クマラジュ(鳩羅什)の中国長安における漢訳事業
3)漢訳された経典:日本への伝法
4)クマラジュ(鳩羅什)の入滅
第4章:玄奘三蔵の求法の旅・長安における漢訳事業
1)長安出国ー嘉谷関ータクラマカン砂漠ーパミール高原ーガンダーラ
2)インド留学ー帰国・長安ー皇帝拝謁
3)大慈恩寺に於ける漢訳事業
4)大雁塔の建設
5)玄奘の入滅
第5章:日本僧の求法(遣唐僧)
1)天平時代:最澄(伝教大師・天台宗・比叡山延暦寺)
2)天平時代:空海(弘法大師・真言密教・高野山)
3)天平時代:鑑真(鑑真大和上:唐招提寺・戒律)